京劇を観てきました
2011年5月24日 09:00
先日、誘われて京劇を見に行って来ました。
京劇は昔から気になっていて、機会があれば観てみたいと思っていました。
姪が、「在日の京劇団で『新潮劇院』というところが面白そうな公演をするので一緒に行こうよ」と誘ってくれました。
「孫悟空 バーサス はっこつせい」
孫悟空は誰もが知っている物語、さて白骨精とどんなからみが・・・たのしみです。
京劇とは中国の伝統的な古典演劇である戯曲のひとつです。今から200年前の清の時代に、北京で中国の古典劇や地方劇を融合してつくられたのが発祥だそうです。
俳優の歌や台詞とそれに合わせた音楽の組み合わせで、まるでミュージカルを観ているようでした。楽器は京胡(きょうこ・・弦楽器)、笛子(てきし・・ふえ)、銅鑼(どら・・打楽器)などが、いろいろな情景を醸し出してくれます。これが「中国の音楽なのだ」とたっぷり堪能できます。
パンフレットの表紙です。表紙には「東日本大震災」チャリティー京劇公演とあります。
孫悟空を演じている俳優は馬征宏(マ ジェンホン)という看板役者です。京劇では生涯おなじ役を演じ続けるそうですから、孫悟空が当たり役なのだと思います。
白骨精は「新潮劇院」の主宰である張春祥(チョウ シュンショウ)さんです。顔の面がクルクル変わる変幻自在の演技も見せてくれました。
猪八戒の役は米米CLUBのジェームス小野田さんです。歌が上手な当たり役です。
三蔵法師を惑わす美しい女性役の白骨精と沙悟浄が終演後にカメラに納まってくれました。
まぢかに見るとすごい迫力で圧倒されます。
今回体験して分かったことは「京劇とは大衆演劇だったのだ」ということです。
中国ではお酒やお茶を飲みながら気楽に観劇するそうです。俳優が舞台に登場するやいなや拍手で迎え、見せ場になると「ハオ(好)」などと掛け声をかけながら観劇するのが京劇の楽しみ方だと知りました。
京劇の作法が「舞台と観客が一体となること」なんて思ってもいないことでした。






