2012年1月10日 09:00
今年のお正月も、おせちっぽく見えるようにチャレンジ料理を重箱につめてみました。
家族で力をあわせ、いろいろ手作りをしました。
おせちの中でも成功をおさめるのは「自慢の黒豆」です。

1年に一度しか作らないのですが失敗はしません。
実は「同僚のお母さんに作ってもらったレシピ」なので、私が自慢するのも可笑しな話なのですが、とにかく美味しいのです。圧力鍋で作れて簡単ですし、上品な味に仕上がります。ここ数年、黒豆は私の自慢料理にもなっています。
お屠蘇も生酒を2本用意しました。これもまた美味しくて・・・。
おせちは漢字で「御節」と書き、語源は中国から伝わり、古代より朝廷で行われていた「御節供」(おせちく)からきているそうです。「御節供」とは朝廷の節日に行われる宴で、その際に振舞われるご馳走のことだそうです。
おせちが重箱に詰めた正月料理を指すようになったのは、第二次世界大戦以後の話だそうです。おせちの歴史が案外と浅いのには驚きでした。
おせちには欠かせない「煮しめ」です。
盛り付けをゴチャゴチャにしたため、筑前煮に見えますが昆布とカツオのお出しで煮ました。
我が家のお雑煮は里芋、人参、大根の合わせ味噌仕立てに蒲鉾と三つ葉をのせます。
嫁ぎ先が関西なので今ではすっかり白味噌との合わせ味噌のファンになっています。
北海道の私の実家では焼餅と鶏肉、蒲鉾に三つ葉の澄まし汁でした。
お雑煮は家庭によって違いがあり、地域性や食文化その家庭の歴史などが分かり実に面白いなと思っています。
我が家では1年に1度しか作らないのですが、家族はとても喜んでくれます。
お雑煮は誰の心にもある「懐かしい味」なのだろうと思い、心をこめて作りました。
皆さんはどのようなお正月を迎え、どのようなおせちを楽しまれましたでしょうか。
2011年10月25日 09:00
秋になると急に北海道のジャガイモが食べたくなります。
スーパーに行っても買えそうに思うのですが、豪快に食べるには小さな袋に入っているのではなく、大きな箱でドカンと欲しいのです。まあーこれは田舎育ちのせいなのかもしれません。
「親戚から贈っていただきました!」倶知安名産のジャガ芋(男爵)10kgです。さっそく近所にお裾分けです。
ジャガイモはなぜ北海道なのでしょうか。
男爵イモは函館の「川田龍吉男爵」という人がイギリスから輸入し栽培させたことで、その名前の由来になっています。明治41年(1908年)今から100年前のことです。
川田男爵は函館ドックの専務取締役だったそうですから、イギリスに行って美味しいジャガイモを食べたのかもしれません。
北海道は開拓時代で食べるものが無い時代、北国の栽培に向いているジャガイモが多くの人を救ったのだと思います。
私は子供の頃、ジャガイモばかり食べさせられたせいで、ジャガイモが大嫌いでした。
大人になってからは「どうしてこんな美味しいものを嫌いだったのかしら・・・」なんて不思議に思ったほどです。
男爵イモの特徴は見た目がゴツゴツしていて、芽の部分の窪みが深いことです。皮をむくのがやっかいです。
北海道は1年のうちの半年は冬ですから、ジャガイモ、ニンジンなど野菜は土に掘った穴に大量に保存しておきます。真冬に大人たちが雪の下からジャガイモを掘り出していたことを思い出します。
北海道出身者は男爵イモをホクホクに茹でて「バターとイカの塩辛」をつけて食べるのが好きです。先日、私も鍋にいっぱい塩茹でにし「こふきイモ」を作り、イカの塩辛を乗せていただきました。
親戚がジャガイモと同時に、この大量のカボチャも贈ってくれました。
我が家は土の庭も無いので、穴を掘って保存することもできません・・・どうしよう・・・。
ご近所の方々は「カボチャを1個のまま、差し出されても困るかなぁー」と気遣いながらも、おずおずと「カボチャもどうぞ・・・」とお裾分けしてしまいました。
2011年10月11日 09:00
「天方さんはお酒飲めますか?」と時々聞かれます。
そんな時は迷うことなく「はい、大好きです」とお答えしています。
そういう私も「お酒って美味しいなぁー」と思うようになったのは、会社に復帰してからですから40歳を過ぎた頃からです。
先日妹がイギリスから里帰りした際に、お土産として抱えて来てくれたのが、2種類のお酒でした。
スコッチウイスキーの「ザ・フェイマス・グラウス」です。
このウイスキーは英国王室御用達で本場スコットランドでも売り上げ№1のウイスキーだそうです。これは7年以上熟成したハイランドモルトをたっぷりブレンドしてあります。
ラベルに描かれている鳥は雷鳥です。この雷鳥のことをGROUSE(グラウス)と言いウイスキーの商品名になっています。香りが濃く、まろやかでとても飲みやすいスコッチウイスキーでした。
この大人っぽい形の瓶は、フランス産のリキュール「コアントロー」です。
コアントローは、フランス産のリキュールのひとつです。コアントロー社の創始者、エドアール・コアントローが開発したので、その名がつけられたそうです。
このお酒はオレンジの香りとまろやかな甘さが特徴です。コアントローの製法は他社にない秘密があるようですが、甘い香りにはオレンジの花からの抽出液も利用されているようです。私はオンザロックで飲みましたが、ほんのり優しい甘さで、オレンジの香りが絶妙でした。
同じ夜に、姪がこの左端の梅酒をお土産に持って来てくれました。鳳凰美田(ほうおうびでん)の梅酒です。
「鳳凰美田」は栃木県を代表する小林酒造の銘柄です。小林酒造の創業は明治5年といいますから130年の歴史があります。TVや雑誌の人気ランキングにも良く登場しています。この梅酒もオンザロックで頂きました。上品な甘さと、奥ゆかしい梅の香りが後を引く美味しさでした。
家族で一気にこんなに飲んでしまったのですから・・・。
美味しいお酒を頂くときには「グラスにもこだわりたい!」このグラスはイタリア・トリノの骨董屋さんで見つけたグラスです。
足元がブルーのガラスなので、無色透明なコアントローを注ぐと美しいです。氷とお酒がゆらゆら揺れて、薄いブルー色のコアントローを飲んでいるようです。
コアントローは食後酒として楽しんだら、幸せな気持ちになれるかもしれません。
2011年10月 7日 09:00
先週の日曜日、箱根の温泉に行って来ました。
いつも行く温泉宿に泊まるために、新宿からロマンスカーに乗って終点の箱根湯本で降りました。お昼前だったので駅近くでお蕎麦でも食べようかとお店を探していたら、突然こんな店に出会いました。
何ともレトロな3階建てのビルが突然目の前に現れたのです。
近寄ってみると・・・・。
「ハイカラ中華 日清亭本店」とあります。左側の窓を見ると職人さんが麺を打っています。
この太い竹の端に体を預けて半円状に弧を描くように移動し、麺を打って行きます。
「手打ちの中華麺なんて食べたことがないね」と言って迷わず入店です。
最近は昔風に造り込まれたレトロな店が流行っていますが、この建物はそれとは違い本物です。
中華レストランというよりも、アールデコ調のオシャレなカフェといったインテリアでなんともハイカラです。
この店は大正元年に創業といいますから、いまからちょうど100年前のことです。
創業者が広東省の料理人と出会ったことで、この店が誕生したそうです。今でも昔と変わらない「竹を使った製法で麺を打つ」のが人気を呼び、TVなどにも時々登場しているそうです。
ラーメン、揚げワンタン、ちまきの組み合わせは、この店で一番人気の定食です。
ラーメンのスープは昔懐かしい醤油味です。手打ち麺はツルツルでコシがあり、薄くて少々平たい感じ、機械で作られたしっかりした麺とは全くの別物です。
「そうだ昔食べたラーメンはこんな味だったなぁー」と思い出させるようなラーメンでした。あまり美味しかったので、翌日の帰りにも立ち寄りモヤシそばやサンマーメンもいただきました。
もちろん餃子も・・・。
箱根湯本は乗り換えなしで行けるので、横着な私にとって気軽に出かけられる温泉なのです。つぎはまたハイカラ中華に行って「焼き蕎麦でも食べてみたい!」
2011年9月20日 09:00
味覚の秋、食べ物が美味しい季節になりました。
都会で生活していると、一年中スーパーに行けば何でも手に入るので季節感が感じられません。そうは言っても旬の食べ物は「絶対に味が違う」ので、その季節に食べるのが一番なのです。また昔の人は「旬の食べ物は体にいい」とよく言ったものです。
トーモロコシは私の大好物です
私の子供のころ、北海道ではトーモロコシのことをトーキビと言っていました。秋になってテーブルの上に湯でたてのトーキビがこんもりと盛ってあるのを見て、幸せな気持ちになったものです。この頃はお菓子など何もない時代でしたから、甘くて美味しいトーキビに心ときめきました。
茹でたての甘いトーモロコシ、ひとつぶ、ひとつぶ、がクリクリしています。
見ているといっきに子供のころに帰ってしまいます。
いまこの年令になってもトーモロコシを見ると、どうしても反応してしまうのです。
お店に出始めると「子供のころ食べたトーキビと同じ味かもしれない!」とワクワクしながら買ってしまいます。でも何度チャレンジしても子供のころに食べたトーキビの味には出会えません。トーキビの味が変わったのか、私が大人になってしまったからなのか分かりませんが少し悲しいのです。
トーモロコシのほかにも秋の野菜で大好きなのがナスです。
秋ナスは見た目にも美味しそうです。奈良時代に伝わった時の名は奈須比(なすび)といわれていたそうです。
「秋茄子は嫁に食わすな」という言葉は誰もが知っていますがその意味は諸説あります。「嫁と姑との関係を言ったもの」あるいは「茄子は体を冷やすので子供を宿す体に良くないから」などさまざまです。こんな言い伝えがあるほどに「秋茄子は美味しい」ということなのでしょう。
「親の小言と茄子の花には千に一つの無駄もない」という諺があります。ナスの花が結実する割合が高いことに、親の小言をたとえた諺です。「ウーム・・・実にうまい諺です」
今ではスーパーに行けば、ナスは一年中売っています。旬の食べ物の代表選手に選ばれるなんて思ってもいないかもしれません。
私は旬のナスに出会うといつも「母が焼きナスが好きだったこと」を思い出し、ついつい手が出てしまいます。母が亡くなってもう50年以上にもなるのに・・・。
茄子は漬物、焼きなす、味噌炒め、煮びたし、てんぷら、しぎ焼きなどなど、どれにもたくさんの想い出があります。
2011年9月 6日 09:00
その店は「白金亭」と言って、港区白金のプラチナ通り沿いにあります。 有名な周中さんが総料理長をしている中華料理のレストランです。周中さんは15年ほど前に新しい中国料理(ヌーベルシノワ)を創作し始め、この世界で有名になった方です。
入り口正面の中国衣装をまとった美人画に圧倒されます。伊藤深水画伯の絵です。
ヌーベルシノワ(新しい中華料理を指す造語)は西洋の食材を中華の技法で調理し、フランス料理のように、1品ずつ出す料理のことを指すそうです。
中華料理の店と感じさせるのは奥の方にあるついたてのみで、店内はまるでフレンチレストランのような雰囲気です。
テーブルには純白のテーブルクロスがかかり、卓上には白いローソクの燭台が置いてあります。店の中心には繊細で上品なシャンデリアが美しく輝いています。そのほかの照明は腰壁辺りを照射する「ウォールウォッシャー」です。壁にかかっている小さな絵は、伊藤深水が中国の風物を描いたスケッチ画です。伊藤深水といえば美人画で有名な方でしたから、村人の生活や自然をスケッチした絵を見るのは始めてでとても新鮮でした。
シャンデリアの真下に、なにやら白い大きな豆のようなものが置いてあります。
どのテーブルからも眺められるようになっているのでついつい目が行ってしまいます。
真っ白なので大理石のようだけれど「なんだろう?」
お店の方に聞いたところ「この彫刻は安田侃(やすだかん)さんの作品です」と教えてくれました。どちらの方角から見ても、人が作品として作ったものではなく、自然界で自然のままに生まれ出たもののように感じます。
安田侃さんの故郷である北海道美唄市にもアトリエがあります。ここは美唄市の野外彫刻公園「アルテピアッツァ美唄」です。
後ろの赤い屋根は廃校になった建物を再興した美術館です。機会があったら一度行ってみたいところです。
安田侃は20代のころからイタリアで活躍している世界的に有名な彫刻家だと知りました。
ここは中華料理のレストランですが最初にでてきたのが、くらげと大根の突き出しです。器も洋食器です。
デザートは黒豆添えの杏仁豆腐です。3点セットの和食器には、きな粉と黒蜜が別添えになっています。
軽い食事をしようとして入ったのですが「美術館のようなこの店で、五目あんかけご飯とマーボー豆腐だけの食事でいいのかしら」と不安になったほどでした。この店は伊藤深水画伯の親族の方が経営しているそうです。「なるほどそれでこれだけのセンスがあるのね」と深くうなずけました。食事を味わうには器と盛り付けの美しさも大切だと聞きますが、それにインテリアの美しさも加えるべきだとつくづく感じた夜でした。
2011年8月 9日 09:00
トトネスの旅も終わりに近づきました。
Tさんが「とびっきり美味しいフイッシュ&チップスがあるのよ」と言って連れて行ってくれたところが、こんな素晴らしい景色のところでした。
パブのオープンテラスから眺めた景色です。なだらかな丘と広がる海、そしてパステルカラーの空が絵画のようです。

美しい景色を眺めながら、美味しいフイッシュ&チップスと大好きなビールをいただきました。
フイッシュ&チップスは、イギリスを代表するファーストフードです。白身魚の切り身を揚げたものと、フライドポテトの組み合わせです。中世ヨーロッパにすでに存在していたと言いますから、オイルの歴史は長いのですね。フイッシュはタルタルソースで、ポテトはケチャップでいただきました。
信じられないほど小さな村にパブがあって、隣家がこんな茅葺(かやぶき)でした。
「おとぎの国の物語」にでも出てくるような家です。壁が白、グレー、黄色に塗り分けられているので、3軒長屋なのかもしれません。レトロな門扉辺りからドアに向かって、2本の道が分かれてついています。あるがままの自然を活かしているようでステキです。
石積の塀はドライ・ストーン・ウオールと言って、中世から続いている手法だそうです。モルタルを使わず、ただ石を積み上げるだけのやり方で何百年もずっとこの手法で続けているそうです。
石塀の上には石を、突き刺したように並べて、羊が逃げ出すのを防いでいるそうです。
ドロボー除けではありません。
石の間には風で運ばれた土が溜まり、こんな赤い小さな花が自生していました。
こんな場面に出くわすと、時間が止まってしまったような錯覚を起こします。
名残惜しいのですがロンドンに帰る時間が迫ってきました。
トトネスの駅では今回の旅のお礼と「またお会いしましょう!」という思いを込めてTさんとは、大好きなハグを交わしました。
トトネスの駅は壁を薄い水色と白とに塗り分けた、小さくて愛らしい駅です。
ウェイティング・ルーム(待合い)のドアと巾木がブルーで美しい。
ホームに置かれたベンチも柱もブルーのペンキです。座面の木部の色がいいですね。
ペンキの歴史が古い国なので、自然にマッチした色合いが上手に選択されています。どんな小さなところにも、細やかなセンスが行き渡ります。
国民性なのでしょうか、美に対する意識の違いをつくづく感じた旅でした。
2011年5月31日 09:00
私が子供のころ食べたお菓子といえば、きび団子、かりんとう、手作りの飴でしょうか。
北海道の私の育った村にはお菓子を売っている店は1軒もありませんでした。
母親が街に出かけたときに、お土産に買ってきてくれたくらいだったと思います。 そうだとすると、きび団子とかりんとうは母親が好きなお菓子だったのかもしれません。
昨日、姪が買ってきてくれた「こがし黒蜜・かりんとまん」です。
パッケージのデザインは昔懐かしい黒砂糖のかりんとうをモチーフにしています。
麻布十番商店街にあるかりんとう専門店「麻布かりんと」で売っている有名な饅頭です。
この店では50種類のかりんとうを売っています。珍しいところでは、シナモンかりんと、ネギ味噌かりんと、生姜丸かりんと、カレーかりんと、などなどです。
私は甘いものはあまり食べないのですが、かりんとうにはなぜか心惹かれます。 縁側で日向ぼっこをしながら、かりんとうを「ポリポリ」・・・幸せな思い出です。
パッケージの蓋をとめるシールは「麻布かりんと」と篆刻(てんこく)風にデザインされていてオシャレです。
麻布十番は300年以上の歴史のある古い街です。この周辺にはいろいろな国の大使館があり、外国人が多く住んでいるせいか国際的な香りがします。おしゃれで庶民的な街という印象です。
一方、昔からの老舗も多くあります。「麻布かりんと」の店も2年前に開店したとは思えない風情のある店構えです。
この店では店名も商品名も親しみを持ってもらうために「かりんと」としているそうです。
長さ9センチの「かりんとまん」の外形はいまひとつ美しいとは言いがたい。
皮はしっとりとしてほろ苦く、中のこし餡は甘さ控えめです。
かりんとうをこよなく愛している私は、この「黒蜜をこがした」香りとしっとりとしたお饅頭の組み合わせが大好きです。
2011年4月19日 09:00
私は北海道の田舎育ちなので、季節の移り変わりにはかなり敏感な方だと思っています。
東京に住んでから何十年にもなるのに、春になるといまだにワクワクします。
実家は雪深いところで、真冬になると2メートル以上の雪が積もります。子供のころは2階の窓からクツを履いて外に飛び出していたのですから、相当な豪雪村です。
雪国の春はゆっくりやって来るのではなく、いきなりやって来ます。かたくりや山吹の花、桜も水仙も同時に咲くのです。冬の長い間、村は雪に埋もれて真っ白な景色だったのに、いきなり春の花が何もかも同時に咲いて、花祭りのようになります。
田舎では、春は新緑、夏にはむせ返るような夏草の香り、秋は枯葉の香りがあります。
いまでも目をつむると鼻先に香ってくるようです。
冬には雪の香り・・・雪は氷水の香りかも・・・言葉ではうまく表現できませんがあるのです。その季節によって自然が醸し出す香りは、都会ではなかなか出会うことはできません。私は子供ながらに季節の香りに会いたくて、雪が解けて春がやってくるのが待ち遠しかったものです。
ウドは春の香りです。スーパーには1年中売っていますが、本当は今が旬です。
田舎では雪解けの山に生えているウドを食べます。そんな環境で育ったせいもあって、香りの高い野菜が大好きです。ウドは酢味噌和えが一般的ですが、キンピラにしてみました。
噛んだとたんに、口のなかで春がはじけます。炊き立てのご飯にぴったりです。
しゃきしゃきとした歯ざわりを残すために、ウドを炒めるまえにごま油を少々絡ませておくのがポイントです。
私だけのランクですが、春野菜のトップに来るのが菜の花です。
菜の花畑がイメージにあるからなのかもしれません。
菜の花も最近のスーパーでは1年中目にすることができます。ですがやはり春でなければいけません。コップの水に一束全部を挿しておけば、テーブルの上で黄色い花が満開になり目でも春を楽しめます。
私はお浸しにして、からし醤油でいただくのが好きです。
口のなかに広がる香りで、雪国の春を思い出しています。
2011年3月22日 09:00
先日、六本木ヒルズのシネマに「英国王のスピーチ」という映画を観に行ってきました。
「英国王のスピーチ」は今年のアカデミー賞4部門を受賞した作品です。
私は子供のころから映画が好きで、小樽(実家は北海道の田舎なので)まで1時間も電車に乗って観に行っていました。映画を観た後は夢見る少女になって、ヨーロッパ、アメリカなど美しい国々に憧れていました。
大人になってからも気になる映画があると家族を誘ったり、時には一人でも観に行っています。このたびは若い友人夫婦を「映画を観に行かない?」と誘ってみました。
姪がインターネットで席予約をしてくれたお陰でかなり混雑しているにもかかわらず中央の席に4人並んで鑑賞することができました。昔のようにチケット売り場に並ばなくても席の予約ができるのですから便利になりました。
「英国王のスピーチ」はイギリス王ジョージ6世の史実を元にした映画です。映画ですから史実を多少誇張したストーリーになっているようですが、オーストラリア出身の言語聴覚士ライオネル・ローグの治療記録をもとに脚本化されたそうです。
映画は観る人によって楽しみ方はいろいろあると思います。もちろんストーリーに魅力があることもそうですし、映像の美しさや迫力など楽しみ方はさまざまです。この映画は映像の美しさもさることながら、イギリス王と民間人治療士が対等な立場で関係を築き上げて行くという、魅力にあふれた作品でした。
映画を観た後4人で近くのレストランで食事をしました。22時は過ぎていたと思います。
例によって夢のなかにいるような気持ちで、楽しい会話をしながら食事を楽しみました。
別れ際に友人のご主人が「これプレゼントです」と言って渡して下さったのがこのパッケージです。
「LE CHOCOLAT DE H(店名:ル ショコラ ドウ アッシュ)」の素敵なパッケージです。
この箱を開くときは、ちょっとドキドキしました。
有名パティシエ 辻口博啓(つじぐち・ひろのぶ)氏の六本木店のみで売っているチョコレートです。
この赤いハートのチョコはとんでもなく美味しかったです。表現がおかしい感想をお許しください。
私と姪は家に帰り、深夜なのに「こんな素敵なプレゼントができる男性にはあまりお会いしたことないわね」と話しながら夢心地でショコラをいただきました。