住まいに関すること、インテリアのこと、日常のことなど・・・。わたくし、リフォームデザイン研究所長 天方が、素敵な暮らしのヒントをブログでご紹介いたします。是非、 ご覧ください。

ガーデニング・花

メダカの世界

2012年1月17日 09:00

友人のお宅で、こんな小さな世界に出会いました。

ベランダに水盤が置いてあるのを見つけて「金魚を飼っているの?」と聞いたところ

「メダカです」とそっけない返事。

どれどれメダカと言えば子供のころ見た「灰色の・・・あの地味な小魚かしら」と思って覗いて見るとなんとなんと、金魚の赤ちゃんのように赤い色をしています。

 

IMG_0132.JPGよく見ると、5匹の赤いメダカが群れています。

 

私には金魚の赤ちゃんにしか見えないのですが、どうやらメダカには色々な種類があるようです。この赤いメダカはヒメダカ(緋目高)といって体がオレンジ色をしています。

私が子供のころたんぼの中で見ていたのは、野生のクロメダカだったようです。

 

メダカは日本に棲息する最も小さな淡水魚だそうです。目が大きく頭部の上に飛び出していることからメダカ(目高)の名前の由来になっています。

「日本全国どこにでもいそうなメダカ」ですが2007年、絶滅危惧種指定になったそうです。残念なことに、メダカが生きて行くうえでの環境が悪化したことによるそうです。

 

IMG_0127.JPG水草がセンスよく配置され、美しい大自然を表現しています。

まるで一幅の絵のようです。

 

メダカをエサにしている昆虫が自然界にはたくさんいるそうです。そのように聞くとメダカは「まるで誰かのために生きている」ようなものですよね。

メダカが居るということはそこに自然があるということですから、その役割は果てしなく大きいのだと思います。

 

だれの心にも  

♪ めだかの学校は 川のなか

        そっとのぞいて みてごらん

        そっとのぞいて みてごらん

        みんなで おゆうぎ しているよ 

 

この歌と連動して「心地よい風と澄んだ水」を思い出すのは私だけでしょうか。

 

ハゼノキの紅葉

2011年12月 9日 09:00

我が家のベランダにも紅葉(こうよう)の季節がやってきました。

紅葉といえばもみじが代表格ですが、我が家の紅葉する樹は「ハゼノキ」です。

 

CIMG3776.JPG真っ赤に紅葉した葉が青空に映えてきれいです。

 

室内からもベランダの秋を充分に堪能できます。

この樹がいつ頃から我が家にあったのか定かではありません。誰が買ってきたのかさえ、忘れてしまっています。つい先日まで、樹の名前も知らなかったのですから薄情なことです。

 

CIMG3078.JPG右側がハゼノキで左がニセアカシヤです。夏になるとこんなに茂って、室内を緑色に染めながら暑さを遮ってくれました。

 

最近までこの樹に誰も関心を示せなかったのは、背丈が50センチほどで花も咲かない小さな樹だったからです。それでも1年に1度、秋になるとベランダの片隅で真っ赤に紅葉し、秋の風情を演出してくれていました。その一瞬のためだけに育てていました。

 

CIMG3726.JPG2~3年前に大きな植木鉢が空いたので移し変えてみたところ、こんなに大きくなってしまいました。

 

特に今年は暑い日が続いたせいか、いきなり50センチは伸びたと思います。「秋になったらきっと紅葉が綺麗だろうなぁー」と思っていたら・・・。

 

CIMG3782.JPGこんなに真っ赤になってくれました。

 

今年の夏、我が家にやってきた友人が「あら、これはハゼノキじゃない?」と言うではありませんか。「えっ!ハゼノキっていう名前は聞いたことはあるけど、これがそうなの?」

ということで我が家の樹も正式に「ハゼノキ」と認定されました。

 

CIMG3779.JPG夜、室内からはこんな感じ!ベランダの照明を灯し「紅葉」を楽しみつくしています。

 

その時友人が「ハゼノキって紅葉はきれいだけど、かぶれるのよね~」とポツリ・・・「ええっ、もしかして今までベランダで作業するたびにブツブツかぶれていたのはこの樹のせいだったの~~知らなかった」と聞いてビックリです。

ハゼノキはウルシ科の樹で、ウルシほど強くはないが「かぶれることがある」と知りました。かぶれるのは嫌なので、残念だけど今年限りで切ってしまおうと決心していた私でしたが、このみごとな紅葉に「もう1年様子をみてみようかなぁ」と迷っています。

 

縦になってしまった庭

2011年9月13日 09:00

数年前から「地球温暖化に歯止めを!」との掛け声のもと、緑化ではさまざまな動きが見られるようになりました。東京でもヒートアイランド現象の緩和策の一環として、ビルの屋上や壁面の緑化を見かけるようになりました。今日ご紹介するのは一般的な壁面緑化の範疇を超えた2事例です。

 

CIMG3233.JPG青山の裏通りに昨年の秋、こんな建物が現れました。草がぼうぼうに見えますが完璧にデザインされたものです。

 

ここはリストランテ・カノビアーノ青山CACAO・SAMPAKAカフェが入っている建物です。この緑化された壁面が二軒の店のファサードになっています。

 

CIMG3244.JPG中央のアーチをくぐると突き当りが南青山サンタキアラ教会で、週末になると結婚式で賑わっています。

 

私は甘いものが苦手なのですが、ソフトクリームは大好きです。CACAO・SAMPAKAのホワイトチョコレート・ソフトクリームは初めて食べる美味しさで、おすすめです。

 

                    CIMG3241.JPG    CIMG3242.JPG

 

もう少し近寄って見ると、多くの種類の植物が植えてあるのが分かります。

色とりどりの小さな花も咲いています。アーチの足もとには蕗までも・・・。

 

夜にはスポットライトで照らしていて、ドキリとするほどの美しさです。

 

CIMG3245.JPGもっと近寄ってみると、植えてあるのはこんなにしっかりした樹木です。低木ですが真横に生育しています。

 

壁の緑化といえば蔦だけかと思っていましたが「いえいえそんなことはない」のです。

実はもう1軒の建物は少しテイストが違っていて、南青山の裏通りにある里山です。

 

                    CIMG3260.JPG    CIMG3262.JPG

 

ここは「風花」(かざはな)という花屋さん+カフェの店です。

 

デザイン製作は石原和幸さんというガーデンデザイン・ランドスケープアーティストです。

散歩をしていて、偶然通りかかり発見した店です。最初見たとき、壁に樹木が植わっているので「なんだこれは!」と驚きました。日本の里山を再現しているそうで、壁面緑化を遥かに超えていました。

 

CIMG3264.JPG山のなかの自然を表現していて凄いです。「一体どうしたらこのような立体の庭が作れるのだろう」と見とれてしまいます。

 

石原和幸さんは英国王立・園芸教会主催のチェルシーフラワーショーで、3年連続ゴールドメダル、2回のシルバーメダルを受賞しています。現在では世界的に有名になって、安藤忠雄作品の壁面にも里山を造っていると聞きました。

 

CIMG3269.JPGビルの足もとなのに小川まで作り込んでいます。一瞬だけでも田舎に帰ったような気持ちになれました。

 

石原氏は自然と人が共存した「穏やかなくらし」を世界中に広めようとしているそうです。

都会に居ながらにして、里山風景を感じることができた縦型式の庭でした。

 

緑のカーテン・ゴーヤが人気

2011年9月 2日 09:00

今年は福島原子力発電所の事故を受けて、大掛かりな節電を呼びかけられました。  

その影響で多くの日本人の「省エネ意識」は急速に高まりました。

とりわけ夏場は、消費電力の高い冷房機(クーラー)をどこの家庭でもフル活用することが予想され、テレビ、新聞は連日「節電のススメ」をキャンペーンしていました。

4月の末頃には我が家でもすっかりマインドコントロールされ「ひょっとしたら今年の夏クーラーは使えないかもしれない」とまで思いつめるようになっていました。「そうなったら困る」という危機感に後押しされて、苦手だった扇風機を買いに行ったり、ベランダからの陽を遮るために緑のカーテン作りに励みました。

 

         CIMG2183.JPG    CIMG3080.JPG

 

春先にはこんな若芽をだしていたニセ・アカシアも栄養と水をたっぷり与えてもらった結果、

今では枝が倒れそうになるくらいの茂りっぷりです。

 

CIMG3078.JPG室内から見るとこんな感じで、緑のカーテンの役割を果たしてくれています。

 

この大きな2本の木(2本とも落葉樹なので冬は陽が入ります)のお陰で夏場は部屋が緑色になっています。もう一方の窓の前には話題のゴーヤを2本植えました。

昨年は3本植えてあまりにもゴーヤが成り過ぎ、食べるのが大変だったので今年は少し控えめに・・・。

 

            CIMG3132.JPG       CIMG3134.JPG

 

ゴーヤは強い植物で2本の苗からこんなに立派なカーテンができました。

 

テレビでも連日ゴーヤの楽しみ方と美味しい食べ方が紹介されていましたから、街を歩いているとベランダや店先を利用して、よく見かけるようになりました。

 

            CIMG3133.JPG       CIMG3135.JPG

 

ベランダの手すりに這ったこの可憐な花には魅せられます。この小さな実も数日すると立派なゴーヤになるから不思議です。

 

今年の夏はこの緑のカーテンのお陰で、部屋の中は格段に涼しかったように思います。

節電がきっかけで再度ゴーヤを植えてみましたが、どこまででも伸び続ける強さ、可憐な花、美味しい実にまたまた楽しませてもらいました。

節電、節電と言われた夏でしたから電車の中は蒸し暑かったり、会社の廊下は暗かったりと何となく沈んだ気持ちになってしまっていました。

さぁーもうすぐ気持ちの良い季節になります。残暑だなんて嫌がらず、節電だなんて後ろ向きにならず、ゴーヤの強さに学びこんな状況を楽しみましょう。

 

母の日のプレゼント

2011年6月 3日 09:00

今年は5月8日が母の日でした。

「母の日」は日ごろの母の苦労を労い、母への感謝を表す日として世界中で、祝われています。日本とアメリカでは5月の第2日曜日に祝っています。

 

CIMG2302.JPG 沖縄の息子夫婦から送ってもらった芍薬です。到着した時は、芍薬の蕾が数本とピンクのカーネーションが

美しくアレンジされていました。芍薬が開いたころにはカーネーションが・・・。

 

「母の日はいつ誰が始めたものだろう」と知りたくなり調べてみました。

始まりはアメリカでの「女性達の反戦運動」から生まれたものだということが分かりました。南北戦争終結直後の1870年、女性参政権運動家ジュリア・ウォード・ハウが、夫や子供を戦場に送るのを絶対に拒否しようと立ち上がり「母の日宣言」を発したそうです。

ですが、ハウの運動は普及することがなかったそうです。

 

CIMG2277.JPG 近くに住む息子夫婦と娘夫婦からのプレゼントです。このアレンジには紫の

カーネーションが使われています。真上からみるとこんなに華やかです。

 

CIMG2283.JPG 側面からみると「母の日」にふさわしい、爽やかで優しい色合いのアレンジです。

幸せなことに、これにはスカーフのプレゼントも添えられていました。  

 

もともとハウの運動はアン・ジャービスの活動である「母の仕事の日」にヒントを得たものでした。「母の仕事の日」とは、南北戦争中にウエストバージニア州で、敵味方問わず負傷兵の衛生状態を改善するために、女性の力を結束させた活動です。どうやら、この二人の女性活動家のお陰で現在の「母の日」があるようです。

ジャービスの死後2年経った1907年5月12日、その娘のアンナは、亡き母親を偲び、教会で記念会を持ち、母の好きだった白いカーネーションを人々に贈ったそうです。このことから、アメリカでは白いカーネーションが母の日のシンボルになったそうです。これが日本やアメリカでの母の日の起源とされています。

 

CIMG2291.JPG我が家で一緒に暮らしている姪から「母の日」の花束をもらいました。

白いカーネーションと赤いダリアのシックな花束です。

 

この記事を書いていて、50年前に亡くなった母親のことを想い出しました。

私の母は第二次大戦後、北海道の田舎に暮らしながら反戦運動をしていました。

その後、戦争孤児のための児童養護施設を開設し、亡くなるまで多くの子供達と共に過ごしました。現在も社会福祉施設「桜ヶ丘学園」は、北国の田舎で大勢の子供達を育んでいます。

「母の日」「母の仕事の日」からヒントを得たものだと知り、私の母親の思いもその線上にあったのだと感じられて、久しぶりに母に会えたような気持ちになりました。

 

アマリリスの花

2011年5月10日 09:00

私の勝手な思い込みですが、アマリリスは名前も形も西洋を代表する花だと思っています。昔からアマリリスという名前は知っていましたが、生の花に出会ったのは20年前ヨーロッパに旅行したときのことです。

 

最初に見たときは「こんな形の花があるなんて・・・やっぱり外国だ!」とそのアンバランスな姿にひどく驚いたのを覚えています。太くて長い茎の上に、幾つもの大輪の花がついていました。葉っぱは根元近くにおまけのように見えるだけです。

この花は蕾のときから愛らしく少女のように可憐です。

 

CIMG1787.JPG花が開く前はこんなスタイルをしています。まるで書道で使う太い筆のようです。

 

日本的な風情からはほど遠く、楚々としたという言葉とも縁遠いような花です。

アマリリスは最近、近くの花屋さんでもよく見かけるようになりました。

球根性の植物で、大切に育てると花は何年も咲き続けてくれます。

 

CIMG1855.JPGあと2~3日で花びらが開きます。アマリリスの花は思いっきり開いたところが愛らしいのですがもう少しです。

 

アマリリスは南アフリカが原産のようです。この姿形からして「そうでしょう、そうでしょう」とうなずけます。

名前の由来は、ローマの詩人ヴェルギリウスの詩の中に登場する羊飼いの娘の名前が「アマリリス」で、それが由来だとされています。

我が家のベランダでは3月頃に咲きますが、庭に植えてある場合は5月から6月頃にかけて花が咲くようです。

 

数年前の誕生日にプレゼントしてもらったのは、目が覚めるほどの真っ赤なアマリリスでした。情熱的な花で「私をみてみて!」と言っているようでした。

私が日頃から「好きな花はアマリリスなの・・・」と言っていたらしく、娘がプレゼントしてくれました。自分でもなぜこの花が好きなのかはっきりとは分かりません。

きっと私の心のなかにある、西洋への憧れのせいなのかもしれません。

 

迎賓館と桜

2011年4月15日 09:00

東京の桜はいま頃はもう散ったでしょうか、私も4月10日お花見に行ってきました。

家から歩いて行けるところで、桜がたくさん咲いているところは青山墓地です。  

例年は青山墓地の桜のトンネルを通りぬけ、青山通りに出る道を散歩していました。ここでは墓地の中なのにシートを敷いて宴会はしているし、屋台も並んでいます。

 

「今年も花見をしたいなぁー」とは思うものの、人混みのことを思うと気が進みません。

桜が咲いていて景色が美しく「人混みでないところはないかしら」と思いついたのが迎賓館(旧東宮御所)です。

「迎賓館は桜の名所ではないけれど、1本くらいは咲いているのでは」と期待を込めて行ってみました。

 

CIMG2151.JPG「桜の木があるといいなぁ・・・」人の少ない迎賓館赤坂離宮に向かいます。

 

迎賓館赤坂離宮は皆さんがご存知のように、外国の元首や首相などの賓客に対して、宿泊や外交の場としてさまざまな役割を担っているところです。

 

CIMG2158.JPG 正門ゲートです。この美しい門扉を見ながら「これは鋳物の焼付け塗装なのかしら・・・」などと考えるのは私だけです。

 

迎賓館(旧東宮御所)は、かって紀州徳川家の江戸屋敷があったところだそうです。東宮御所は明治天皇の皇太子殿下・嘉仁親王(後の大正天皇)の御成婚後の新居として、1899年に着工し、10年の歳月をかけて建造されたそうです。

日本における唯一のネオバロック洋式の洋風建築物で、片山東熊の傑作です。

 

CIMG2159.JPG緑青の屋根、花崗岩の外壁など華麗な洋風建築です。

この写真では建物が松の木に隠れて、全体の美しさがわかりづらいのが残念。

 

この建物は1969(昭和44年)年から5年にわたり村野藤吾(当時83歳)により改修され、1974(昭和49年)年から国の迎賓施設として使用されています。

 

CIMG2160.JPG 正門前の公園に満開の桜の木がありました。周りの木立の新芽と相まって美しい。

 

CIMG2157.JPG可憐な桜の花をみると心が浮き立ちます。

 

CIMG2153.JPGまるでヨーロッパのような美しい景色です。

 

桜に誘われて訪ねた迎賓館前の小さな公園は、大きな木々に囲まれていてまるでプライベートガーデンのようでした。

 

 

いま人気のウンベラータ

2011年4月 8日 09:00

室内にグリーンを置くと、見ちがえるほど部屋の中が生き生きしてきます。

私はリフォームの仕事をしているので、インテリアに関心があります。リフォームが完成した瞬間は、部屋に何も置いていないので殺風景に感じます。家具を置き、壁に絵を掛けると住まいとしては整いますが、そこにグリーンを置いた瞬間に部屋の空気は一変します。

 

CIMG2047.JPG 緑の葉っぱを通して光が透けてみえます。

これはウンベラータという観葉植物で我が家のシンボルツリーです。

 

ウンベラータは11年前、いまの家をリフォームしたときに大きいグリーンが欲しくていろいろ見て廻り、代官山のグリーンショップで買ったものです。みなさんも部屋にグリーンを置いてみたいと思いませんか。高さのあるものと低めのものをバランスよく配置してみて下さい。不思議なことに部屋に奥行き感が出ます。我が家の天井高にあわせて高さ1メートル70センチほどのものにしました。ところがアフリカ原産のウンベラータは生育がよく、11年の間にどんどん大きくなってしまいました。枝を切っては友達や家族にプレゼントしているので、この樹の子孫は北は札幌から南は沖縄までもらわれて行きました。

 

CIMG2045b.jpg窓際に置いてある樹が11年前のウンベラータです。当時は樹の形も良かったのですが、

枝を切り落としてプレゼントしているうちに今ではやっかいな形になってしまいました。

 

ウンベラータは熱帯の植物なので生育が早く、夏には目を見張るくらい新しい葉っぱが たくさん出てきます。

我が家では夏はベランダに置き、冬の少し前には室内に入れています。

冬は室内で冬眠しているように見えますが、春になると新しい葉が一斉に芽を出します。

 

CIMG2015.JPG 新しい葉の色は赤みがかっていますが、外皮が取れると中から薄緑色の葉が生まれます。

 

CIMG2012.JPG冬になるとたくさんの葉が黄色くなって落ちてしまい、春にはこんな新芽が次からつぎへと誕生します。

 

ウンベラータは一枚の葉が大きく、ハート型をしているのが特徴です。ゆったり大らかな感じが、西洋風なインテリアにとてもよく似合います。

 

ベランダに春がきた

2011年3月29日 09:00

我が家のベランダにも春がやってきました。

11年前に横浜から引っ越して来た時、庭に咲いていたクリスマスローズを鉢に植え替えて持ってきました。それから11年間このクリスマスローズは毎年3月になると咲き続けています。

 

CIMG2020.JPGまだ寒い3月の初め、葉っぱの下から目を覚ましたように顔を出しました。

 

この写真をみてみなさんが花だと思っているのは、実は「がく」だそうです。本来の花は退化して蜜菅となっていて、目立たなくなっています。花びらが散るということが無いので、鑑賞期間はとても長いです。

 

CIMG2019.JPG「がく」が花びらのような形をして顔を出したときは薄緑色で、茎が伸びるにつれて白い色になります。

別名「冬の貴婦人」とも呼ばれていますが、なんとなくそんな雰囲気が・・・。

 

白い色の花(がく)が枯れずに長い間咲いていますが、最後には白い花が緑色に変化します。緑から生まれて白に変化し、最後はまた緑に返るというのが花ではない証拠なのでしょうか。なぜ「がく」が花のような形状になったのか興味がありますがこれは謎です。

 

クリスマスローズはその多くがヨーロッパに自生しているそうです。「クリスマスローズ」という呼び名はイギリスでクリスマスの時期に開花するとして、この名がつけられたそうです。

 

CIMG1859.JPG紫色のクリスマスローズです。こんな可憐な花を「がく」と呼ばなければいけないのは残念です。

 

CIMG2021.JPG  春です!

ベランダの隅にこんなかわいい花も咲き始めました。

 

狭いベランダなのですが、こうして春を感じさせてくれる花たちに会えるのは嬉しいことです。クリスマスローズの茎がしっかり伸びてきたころ花全部を一度に切り取って、大きめのガラスの花瓶に挿します。清楚ながら華やかでオシャレです。

花瓶を替えたら不思議なことに和室にもよく似合うのでお試しを。

 

私は花瓶を大小いくつか持っています。その時々、ベランダに咲く花を飾っています。

花は一輪だけでも、そこにある空気を生き生きさせてくれるから不思議です。

 

青い空と梅の花

2011年3月11日 09:00

先日の土曜日、あまりに天気が良いので青山墓地を散歩してみました。

墓地の入り口付近に梅の木が2~3本あります。青山墓地と言えば桜がみごとで、シーズンには花のトンネルができます。毎年桜が咲く少し前に、この梅の花が桜かと思わせるような色合いで咲いてくれるので楽しみにしていました。

CIMG1932.JPG向こうの方にはミッドタウンの高いビルが見えます。左側に小さな梅の木がチラリと見え、日差しも気持ちよいです。

 

私は「青山墓地には梅の木は無い」と思っていましたから、長い間この花を早咲きの桜だと思っていました。この花が咲くと「桜の季節がやってきた」と嬉しくなっていました。

この日も「早咲きの桜が咲いた」と思って眺めていたら、散歩に来ていた人達が「梅の花は香りがいいのよね~」と話していました。恥ずかしいことに、その話を聞くまで私は梅の木を桜と勘違いしていました。

 

CIMG1939.JPG八重の花びらが愛らしい。青い空と梅の花の組み合わせが美しい。

 

私達が等級を表すのに日頃使っている「松・竹・梅」という言葉があります。ふと思い立ち意味を調べて見ました。

松・竹・梅は中国から日本に伝えられた言葉だそうです。

「松」は寒い冬にも落葉せず、断崖絶壁にも根を張ることから忍耐強く真心を尽くす人という意味。「竹」は節を持った人で正直な人を表すそうです。「梅」は寒い冬に咲くことから、厳しい状況でも笑顔を絶やさない人という意味だそうです。中国ではこれを「歳寒三友(さいかんさんゆう)」というのだそうです。三友とは友としてふさわしい「正直な人、忠実な人、笑顔を絶やさない人」を表しているそうです。このことを知って等級に当てはめてみても、いまひとつふさわしい言葉かどうかは分かりません。

 

CIMG1940.JPG梅の花は近づいて見てほしい花です。眺めているとついニッコリしてしまいます。

 

CIMG1937.JPG近くにある木の根元には、暖かい日差しを受けて若葉が春をつげています。

 

 私は田舎育ちのせいか、こんな眺めが大好きです。大きな木の後ろから妖精が飛び出してきそうです。

 

CIMG1938.JPG足元をふと見ると「若草達」もここぞとばかりに生き生きとしています。

 

こんなとき、四季のある日本に生まれてきて良かったと思える瞬間です。

 

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Profileプロフィール

天方 幸子 天方 幸子(あまかた さちこ)
一級建築士
東京ガスリモデリング
リフォームデザイン研究所所長


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