住まいに関すること、インテリアのこと、日常のことなど・・・。わたくし、リフォームデザイン研究所長 天方が、素敵な暮らしのヒントをブログでご紹介いたします。是非、 ご覧ください。

リフォーム

「お子様が独立された」後のリフォーム

2012年1月13日 09:00

お子様が独立され、広くなったお住まいを「全面リフォームした事例」をご紹介します。

お施主様は50代のご夫婦で、お二人とも音楽の趣味をお持ちでした。

リフォームのきっかけはコンロの故障からで「キッチンも取替えようかしら」と思われたことが始まりだったそうです。

 

大宮図面.JPG   

 ○   独立タイプのキッチンを、オープンな対面キッチンにしたい

 ○   リビングのインテリアを北欧風にして、大好きな音楽を楽しみたい

 ○   省エネに配慮した住まいにしたい

 ○   使いやすい収納を増やしたい

上記のご希望を伺い「快適で安心できるお住まい」をご提案しました。

 

大宮邸_023.jpgマンションの玄関とは思えないほどの広がり感で、戸建て住宅のようです。

 

玄関の壁には調湿作用のある壁タイルを貼りました。廊下に設けたニッチにも同材料のタイルです。ニッチの下の部分を床から上げて、間接照明を入れています。こうすることで廊下の床面が広がり、ギャラリースペースとして使えるようになりました。

 

大宮邸_057.jpg広々としたリビングには9.1chのサラウンドシステムが・・・・。

 

リビングと収納コーナーとの間の壁には、天然木のピーリング(化粧板パネル)を貼りました。木製の壁はインテリア性だけでなく、音の吸収も期待できそうです。

 

大宮邸_067.jpg 和室だった部分に「扉なしの収納コーナー」を作ったところに、このプランのポイントがあります。

 

私が注目したのは収納コーナーに扉を付けなかったことです。リビングに広がり感も出ましたし、ウォーク・スルーになっているので、使い勝手も抜群です。ピーリングを貼った壁は「切れ味の良いインテリアウオール」として、重要な役割を果たしています。

また収納コーナーの入り口に書斎コーナーを設けたことは、使いやすさの上でも最高です。

 

大宮邸_063.jpg書斎コーナーを設けたので、収納内が丸見えになりません

 

収納コーナーに設けた収納は、お施主様の支給品です。このような奥行きの浅い収納は、収納し易く取り出し易いのでぜひ参考になさって下さい。

 

大宮邸_077.jpgキッチンを対面式にしたのですが、油煙を考えガスコンロの前だけはあえて壁を設け、丸見えにならないようにもなっています。

 

「お施主様が、これからの生活をどのように過ごされたいのかを明確にされたこと」が今回のリフォームが「成功した秘訣」です。「生き生きしたお住まい」に仕上がったのは、お施主様のセンスの良さに導かれたからだと思います。

設計・施工はリヴィングモア城東店の鈴木こず恵と星明男が担当しました。

 

「インテリア・リフォーム」の世界

2011年11月 8日 10:00

築5年のマンションを買って「リフォームをした事例」をご紹介します。

お施主様は60代の女性お一人で、広い一戸建住宅にお住まいでしたが、将来のことを考えマンションに転居を考えられました。マンション購入を「中古にしよう」と決められたのは「終の棲家は自分の気に入った住まいにしたい」という強い希望からだったそうです「素敵な住まいで暮らしたい」を実現するための、住まい選びだと伺いました。

 

渡辺邸1.jpgリビングからダイニングとキッチンを見たところ。右側のグリーンの壁がアクセントになっています。

 

このマンションは新築してから5年しか経っていないので、改装前はほぼ新築同様でした。リフォームのご要望は内装替えで、全体を落ち着いた「ナチュラル・テイストにして欲しい」と言うものだったそうです。「素敵な住まい」にするにはどうしたら良いかを担当者は考え、そこでこの空間デザインを思いつきました。

このお宅のリフォーム・ポイントとは、なんと言っても食卓テーブルの上に取り付けた

「照明用の飾り梁」です。設計者の腕の見せどころでしょう。

 

渡辺邸2.jpgこの「飾り梁」にはダウンライトが2灯とペンダントが2灯、

天井に光を当てる間接照明のシームレスランプ(蛍光灯)が組み込まれています。

 

この照明用の梁が壁まで伸びて、同じ幅のアクセント・ウオールへとつながって行きます。

まるで梁が壁から分離して立ち上がって来たような錯覚さえ起こします。

この住まいの見せ場と言えます。

 

技術的には壁を手前にふかしたことで、梁の演出が生まれ、電気とテレビの配線が可能になり、全体的に凹凸の少ない美しい壁面が実現できたのだと思います。

 

渡辺邸6.jpgリビングにもアクセント・ウオールを設け、テレビを壁吊りにしました。テレビ上部には照明用の飾り棚を付けてあります。

 

デジタル・テレビは輝度が強いため「テレビの周囲を明るくすると目に優しい」と聞いたことがあります。この事例のように棚下ダウンライトはそのためにも効果的です。

 

   渡辺邸5.jpg        渡辺邸3.jpg 

 

リビングに続く洋室の壁一面だけをグリーンに塗装しました。    LDの壁の一部にもグリーンを配置し、素晴らしい色のバランスです。

 

床と建具(ドア)、キッチンも既存です。壁と天井には塗装用クロスに張替の上に塗装しました。決して大掛かりなリフォームではありませんが、クオリティーの高いセンスある住まいが完成しました。

設計・施工はリヴィングモア浦和店の福岡真実が担当しました。

 

キッチンリフォーム その②

2011年10月 4日 09:00

リフォームをして最も満足度が高いのは「キッチンリフォーム」といわれています。

住まいのなかで中心的役割を果たしている場所がキッチンだからなのかもしれません。

多くの人は新築の家を買ったとき「使い勝手の良いキッチンがあれば満足」と言うような軽い受け取り方です。「細かいことは使って見なければ分からない」と言って受け入れているのではないでしょうか。

キッチンも使い続けて15年くらい経過すると徐々に不都合が出てきて、リフォームが必要になってきます。そうなってはじめて「自分にとっての使いやすいキッチンとは」と考えるようなります。

 

CIMG3386.JPG改装前は6畳ほどのクローズドキッチンで、小さなテーブルを置いて食事もしていました。

リフォームの際、間仕切り壁を取りはらい、リビングダイニングと一体にしました。

 

「キッチンを新しくしたい」と思った瞬間からさまざまな検討が始まります。リフォームの面白さは「自分の理想を追求できる」ところにあります。

「キッチンリフォームをしよう」と思ったら、まず最初に「今までのキッチンのどこが不都合だったのか」と「これからの希望」を両方書き出してみましょう。 

書き出すことで自分の考えが整理でき「自分らしいキッチン」とはどんなものなのかを確認できます。満足度の高いキッチンリフォームを実現する近道になります。

 

CIMG3379.JPG キッチンとガス台は壁側に配置しました。キッチンとダイニングテーブルとの間にカウンターを設置しました。

 

カウンターの横に冷蔵庫置き場を設置するとダイニング側からキッチンが丸見えになりません。この配置は食卓テーブルに座った時キッチンが見えなくなるのでとても落ち着きます。

 

CIMG3385.JPGこのキッチンも同じ考え方で作りました。冷蔵庫の後ろに奥行き45センチの食品庫もつけました。

カウンターの下部は三方向から使える収納になっていてとても便利。

 

圧迫感を失くすため、冷蔵庫置き場の壁を天井まで作らず、1メートル80センチでとめ、背面に作った収納の扉に鏡も貼りました。これでかなり広がり感が出ています。

 

最近はキッチンをダイニング側に設置する対面式のキッチンが人気です。高齢者から若い方まで「会話をしながらお料理が作れること」に憧れるのかもしれません。

ガス台がオープンスタイルになると、どうしても作業時には煩雑になってしまいます。今日ご紹介した2事例はその両方の問題解決につながる案だと思います。

 

タイルの魅力

2011年6月 7日 09:00

建築に使う建材にはいろいろな種類のものがあります。私達は多くの建材の中から材料を選び、組み合わせながらリフォームを仕上げてゆきます。なかでもタイルは材質や色柄が豊富で、実におもしろい建材だと思っています。

 

外壁にタイルを張るのは一般的ですが、室内にタイルを使うのは近年めっきり減ってきました。タイルが使われなくなったのは、浴室がユニットバスに変わってきたことやキッチンの壁タイルも化粧パネルに変わってきたことなどが原因だと思います。ユニットバスや化粧パネルは工場生産が出来るうえに工事も簡単です。タイルは工事をする際に職人さんの手間がかかるので、パネル施工に比べると費用もかかります。

 

瀧澤邸013加工.jpg広い玄関ホールに小さなタイルの壁を作りました。残った柱を目立たなくするためです。

 

広がり感を出すため壁は天井まで作らず、目かくしになる程度で高さを抑えました。この壁はタイルのもつ存在感で空間を切り取り、だだっ広さを引き締める役割を果たしています。玄関は家の顔、緊張感のあるタイルの壁に布などを掛けてもオシャレです。

 

瀧澤邸002.jpg薪ストーブの背面に防火壁を作りました。外壁に使うタイルですからざっくりした素材感が楽しめます。

 

この壁は防火壁とインテリアとしての役割の二役を担っています。ここではあくまでも薪ストーブが主役ですから、タイルは控えめな色合いのタイルにしてみました。

 

 天方邸_038加工.jpg洗面化粧台のカウンターをモザイクタイル張りにしました。

なんとなくレトロな感じです。

 

モザイクタイルはサイズが小さいので汎用性があり、日本でも昔から使われていました。タイル製の浴槽や丸モザイクを張った浴室の床、洗面台などはまだ記憶にあります。そのせいかモザイクタイルを使うとなんとなく懐かしいと思ってしまいます。

 

CIMG2072.JPG玄関ホール、キッチン、ローカ、洋室の床全部をフランス製のテラコッタ・タイルにしました。

暖かい風合いがこの家のインテリアに調和しています。

 

床をタイル張りにするのは西洋の習慣です。日本人は室内でクツをはかないので、基本的に床をタイル張りにはしません。私はどうしてもテラコッタの風合いを体験してみたいと思い、踏み切りました。もう11年この床で暮らしていますが、テラコッタのもつ素朴な感じに毎日癒されています。タイルは人の暮らしがある住宅には無くてはならない、永遠の建材だと思っています。

 

リフォームで天井を板張りに

2011年5月20日 09:00

室内リフォームをするときは、床、壁、天井の張替えも行います。内装材を決めるときに「天井を板張りにしてみませんか」とお尋ねすることがあります。

とくに「寝室の天井を板張りにする」のはかなり気に入っています。

 

CIMG2077.JPG60歳代のご夫婦の寝室です。天井に張った板は「米松の小幅板」というムク材の板です。

米松の荒っぽい感じの風合いが好きです。落ち着いた雰囲気になるようにステインで塗装をしました。

 

私は東京のマンションに引っ越してくる前は、横浜の1戸建ての木造住宅に住んでいました。その家をリフォームした際に、家中の天井を板張りにしてみました。

我が家は全体を明るい色にしたかったので、天井をヒノキの白木材で張りました。寝室で朝目を覚ますと天井板が目に入り、とても癒されていました。

 

CIMG2076.JPGお子様4人の6人家族のお宅です。

食卓テーブルが落ち着けるようにとのご希望だったのでダイニングルームの天井に板を張ってみました。

 

集成材で造った長いテーブルを、残った柱に絡ませるような形で造りつけました。

「オシャレな田舎家の感じにしたい」とのご希望だったので板張りの天井にしてみました。

このテーブルにご家族みんなが集まって、楽しく団欒している様子が目に浮かびます。

 

CIMG2081.JPG 応接室の天井の中央に「センターリング」を造り、新和風の感じにするためタモ材の小幅板を張りました。

応接間らしく上品に仕上がっています。

 

この部屋は和室だったのですが「応接間が欲しい」というご希望で造ったものです。突き当りの飾り棚に見えるところは既存では窓でした。隣のブロック塀が見えて良くなかったので両サイドに風を通す細窓を取り付け、正面は壁にしました。天井に小さなダウンライトをつけて床の間風飾り棚にしました。

 

CIMG2083.JPGお風呂の天井も板張りにしてしまいました。

 

最近はユニットバスが全盛の時代になりましたが、こんな浴室があってもいいと思います。

「明るい浴室にしたい」という施主の希望だったので、天井近くに窓を設けました。

空からの光をたっぷり取り入れ、明るいお風呂になりました。

突き当たりの壁には「景色がモチーフのタイル」を張ったので、奥行き感が出ています。

自分の家を思い通りに造り替える事ができるのがリフォームの魅力です。

 

子供部屋のリフォーム

2011年4月26日 09:00

「楽しい子供部屋を造ってほしい」というご依頼をいただくことがあります。

リフォームで子供部屋を造るのは、夢があって楽しい仕事です。いままでに手がけた事例をご紹介します。

 

CIMG2065.JPG小学校低学年の、女のお子さんが二人の部屋です。

 

4LDKのマンションで、姉妹二人の共同の子供部屋です。二人の勉強机の真ん中に、両サイドから使う仕切り用の本棚と吊り戸棚。二段ベットと引き出しつきステップも今回のリフォームで製作しました。これらは全て設計をして、家具製作をしたものです。

 

このように市販の家具では対応しきれないときは、設計をして製作家具屋さんに作ってもらいます。この方法だと隙間無くピッタリの寸法で造ることができます。ベットの上段から下りるとき体が当たっても痛くないように捕まるところを丸くしてあります。このように小さな心配りができるのも造作家具の魅力です。

 

CIMG2064.JPGこの事例も小学校の女の子二人の部屋です。

 

6畳の部屋に勉強机と二段ベットを置かなければいけません。市販の勉強机を入れようとすると狭くて遊び場所がなくなります。ここでは勉強机と引き出しと本棚を一体のものとして造作しました。インテリアポイントは両サイドをアールにしたブルーのカーテンボックスです。このブルーの色は壁に造りつけた本棚の背板にも採用しました。明るく愛らしい部屋になったと思います。

 

造作家具は壁に固定するため、地震の時にも家具が移動することはありません。子供部屋は安全でなければいけないので、リフォームのときがチャンスです。限られた空間を有効に使えるうえに、インテリアコーディネートにも威力を発揮します。

 

簡単に「楽しい子供部屋」にできるのが、壁にステッカーを貼る方法です。

 

content[3].jpg小さなお子さんの部屋にこんなステッカーや

 

content[2].JPGこんなステッカーを貼ったら、楽しくなります!

 

子供部屋だからといって、ただ寝るためだけの部屋ではなく、お子さんが自分の部屋に愛着が持てるようなインテリアを考えてみてください。

ステッカーは「テシード」という輸入クロスの会社で扱っています。

 

キッチンリフォーム その①

2011年3月 8日 09:00

キッチンリフォームは人々の夢です。

昔の戸建住宅のキッチンは住宅の中でも北側にあり、寒くて暗いというのが定番でした。

そんな時代では辛抱強い日本女性が「台所はこんなもの」と不便も不自由も受け入れてきました。私は1軒でも多くのキッチンを快適な場所にしてみたいと思いながら、リフォームの仕事をしてきました。

 

最近では「キッチンを使う人は女性」という考え方は薄れてきて、男性も自由にキッチンで料理を楽しむようになりました。

 

CIMG1839.JPGキッチンは木彫の扉で、まるで高級家具のようです。吊り戸棚下の扉は野菜を保存する収納です。

通風を考え底板にスリットを設けてあります。洗剤などもしまってあります。

 

今回ご紹介する事例は戸建住宅のキッチンです。リフォーム前は北側のため暗くて寒い部屋でした。リフォームのご希望としては「ダイニングとは別の部屋にしたいけど、テーブルとの連携も良くしたい」折角リフォームするのだから「明るく暖かい部屋にしたい」「収納もたっぷり欲しい」というものでした。

 

間取りは変更せずキッチンは既存の位置に再取り付けです。ただ大きく変えたのはダイニングとの連携です。ダイニングとの間にサービスカウンター兼収納を造り付け、大きな開口(両引き込み戸)を設けました。キッチン側では食器戸棚兼サービスカウンターとなりダイニング側からはリビングボードの役割を果たしています。キッチンは天井までの縦長の窓を設けることで格段に明るくなり、床暖房を入れたので暖かくなりました。

 

CIMG1842.JPGキッチンの引き込み戸を閉めるとこんな感じです。実は右側の扉は上半分の大きさです。

 

「マジックのようだ」とお客様に言われましたが、ハンガーレールでカウンター上の空間を仕切っています。キッチンとダイニングの間のサービスカウンターはおすすめです。ダイニング側からはキッチンが丸見えにならないのでテーブルが落ち着きますし、キッチン側からは配膳などの作業カウンターとして大変便利です。

 

CIMG1845.JPGダイニングテーブルと椅子はカンディーハウスで、ペンダントはルイスポールセンのPHランプです。

 

このお宅のように大掛かりに間取りを変えなくても、不自由は改善することができます。それがリフォームの魅力でもあります。

 

ドアに絵を描いた

2010年9月17日 09:00

ドアにペンキを塗って、それに既製品のステッカーを貼った事例を見て感動したことがあります。いつかチャンスがあれば私もこの方法を採用してみたいと思っていました。リフォームを仕事にしているせいか「お施主様に感動してもらえることは何かないか」といつも探しています。ペンキは好きな色を選べて、塗り替えるだけで雰囲気をガラリと変えることが出来るので私の大好きな手法です。

 

 

青いドア②-2.jpg

 

CIMG0632.JPG

西洋では建築の仕上げ材としての「ペンキ塗り」は長い歴史があります。日本では塗装の歴史は短く、明治時代に流行した洋風建築が始まりだったそうです。

 

ペンキが一般の住宅建築に使われるようになったのは、戦後のことだそうです。日本の建築は古くから「木部は生地を生かして使うのがよい」とされて来ました。私が建築の仕事をするようになった40年前でも「ペンキを塗るなんて邪道だ」という風潮がありました。ドア枠や巾木をペンキ塗りに指定すると大工さんは決まって「本当にペンキ塗るの?」と不満げに聞いてきたものです。私は「ペンキは塗り替えるもの」だと思っていますから、壁にもドアにも好きな色を塗ってその時を楽しんでほしいと思っています。色は建築にとって大きな要素ではありますがもし気に入らなければ、塗り替えてしまえばすむことです。自由な気持ちになれるところが気に入っているもうひとつの理由です。

 

CIMG0671.JPG

最初はこのブルーのドアに「既製品のステッカーを貼ってもいいですよ」と言っておすすめしていました。ところがこの方は、ご自分の子供の顔を描いてしまいました。このドアは玄関ホールの真正面にあるドアなので、入ってきたお客様はこの子のお出迎えを受けることになります。

洗面所のリフォーム

2010年8月 6日 09:00

最近の日本では洗面所をサニタリーとよんで、オシャレでモダンな雰囲気の表現だとする傾向があります。でも何となく違和感があり、調べてみました。サニタリーを辞書で調べると「衛生的な」という意味です。とすると、洗面所をサニタリーとよぶようになったのは「洗濯をする場所」だからなのでしょうか。いつ頃から、どんな意味で使われ始めたのか知りたいところです。

 

西洋では洗面所と浴室とトイレが一室になっている例が多く、バスルームとよばれています。日本では洗面所に洗濯機が置かれ、浴室、トイレとは別に一部屋として独立しています。それは日本人の入浴方法の違いで、洗面所を脱衣室として使い、すぐ洗濯できるところからきているからだと思われます。

 

私も今まで、多くの洗面所をリフォームしてきました。お客様のご不満としては、狭い、ゴチャゴチャしている、収納が少ない、と言ったことが上げられています。限られたスペースで、洗面所全体を広げることが出来ない場合、すっきりとした、オシャレな洗面所にすることが、ご満足いただけるポイントになります。

 

特に洗面所はドレッサールームとしても使われることが多く、気持ちの良さが望まれるところです。そんななかで洗濯機の置き場所ではいつも悩むところです。可能な限り洗濯機は扉をつけて見えない場所に置くよう工夫をしています。

 

天方邸_035.jpg 天方邸_039.jpg 

 

 

この事例は、床を白の300角タイルにし、壁を淡い黄色に塗装しました。

塗装は色数の豊富なポーターズペイントを採用。レトロな雰囲気にするため、カウンターには白のモザイクタイルを貼り、フイリップ・スタルクのオーバーカウンターシンクにしました。清潔感のある爽やかな仕上がりになっていると思います。

 

 

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Profileプロフィール

天方 幸子 天方 幸子(あまかた さちこ)
一級建築士
東京ガスリモデリング
リフォームデザイン研究所所長


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