楽しいロンドンの地下鉄
2011年7月19日 09:00
ロンドンでの移動手段の多くはバスと地下鉄、そして国鉄(又は私鉄)です。
地下鉄ベーカー・ストリートの駅構内です。この微笑んでいる男性の右側をご覧下さい「壁面の影絵は誰だ?」
有名な「シャーロック・ホームズ」の影絵です。「そうだった、シャーロック・ホームズはベーカー・ストリートに住んでいたね~」と気付き「プフッ!」でした。するとこの男性が「僕を入れて写真に撮ってもいいですよ」的な態度をしてくれたので、パチリ。
ロンドンの地下鉄構内の壁や天井にはよくタイルが張られています。「タイルが好きな国民」なのかもしれません。こんな楽しい演出に出会ってみると「表参道駅のホームもタイル張りだった」でも「こんな楽しい仕掛けはないなぁー」とついつい比べたりします。
タイルに近づいてみると・・・・。
小さなシャーロック・ホームズが並んでいます。大きな影絵もこんな小さなホームズ君で表現されていました。
チャーリング・クロス駅でこのような壁画をみました。白い背景パネルにゆったりしたタッチの絵がステキです。妹にこの絵の意味を聞いてみました。
この絵は約700年前のお話で、エドワード1世の妻(エレノア・オブ・カスティーユ)の慰霊碑(クロス)を建てているところの様子だそうです。いまのチャーリング・クロスは都会ですがこの時代には草や木がぼうぼうに生えていたのだろうと思います。
エレノア妃の慰霊碑(クロス)が建てられる前、この辺りはチャーリングという地名だったそうです。
エドワード1世とエレノア妃はとても愛し合っていて、王妃は王様がスコットランドに遠征に行った後、寂しくて王の後を追いかけたのですが、途中で亡くなってしまったそうです。悲しんだ王様は彼女の遺体をロンドンに連れて帰るのに、13日かかったそうです。その泊まった街に1つずつの慰霊碑(クロス)を建てました。最終的にウエストミンスター大寺院に安置するのですが最後の宿泊地がチャーリングでした。
そのことからこの地がチャーリング・クロスと呼ばれるようになったそうです。
人々の着ているものや作業風景から、この時代の様子が伝わってきます。
エドワード1世はヘンリー3世の長男で賢王と讃えられ、イングランド史上屈指の名君とされているそうです。「そんな偉い方がこんなに愛妻家だったとは・・・・」
地名の由来を地下鉄の壁画にするなんて、ほんとうに楽しい企画です。






