住まいに関すること、インテリアのこと、日常のことなど・・・。わたくし、リフォームデザイン研究所長 天方が、素敵な暮らしのヒントをブログでご紹介いたします。是非、 ご覧ください。

デパート LIBERTY

2011年7月15日 09:00

リバティはロンドンで一番好きなデパートで、思い出すだけでワクワクします。

ロンドンの中心街、オックスフォード・サーカスにあります。

今から137年前にアーサー・ラセンビィー・リバティという人が家庭用品ファッションのために、始めたストアだったそうです。当初雇った2人の従業員のうち、1人が日本人だったというのにも驚きました。当初から日本や東洋の装飾品や布地を販売していたそうです。いまも日本の版画や東洋の美術品が販売されていますから、伝統になっているのかもしれません。インテリア用品や雑貨が充実している高級デパートです。

 

CIMG2661.JPGリバティは地下1階、地上5階の、イギリスでよく見かけるチューダー洋式の建物です。

現在は残念ながら外壁の一部が改修中でした。

 

現在の建物は今から91年前、2隻の木造船を解体した木材を利用して、創られたそうです。ということは「リユース材」で創られたということですから、現在も現役で使われているのが驚きです。建築技術が優れていたことの証だと思います。

 

CIMG2667.JPG建物は3箇所の吹き抜けがあり、売り場はその周囲を回遊するスタイルです。

日本でも、表参道ヒルズや横浜ランドマーク・タワーなどがこのスタイルをとっています。

どこからでも、どこで何が売っているのかが分かる仕組みです。

 

リバティと言えば、皆さんがご存知のリバティ・プリントがあります。そのもとになったのが日本の布だったといいますから嬉しくなります。リバティ・プリントは小さな花柄が特徴なので「ひょっとしたら小紋柄が元になっているのかしら・・・」などと空想してみます。

 

CIMG2676.JPG最上階にある家具売り場です。アーチの梁と漆喰の天井が美しい。

花柄のソファーがピッタリ似合っています。「こんなリビングを設計してみたい!」

 

CIMG2666.JPG最上階のフロアで、向こう側の売り場を見たところです。漆喰塗りの壁が美しい。

黒ずんだ梁の木彫が重厚感を醸し出しています。

 

CIMG2671.JPG吹き抜けの上部天井はスカイライトです。たっぷりの自然光が下の階まで降りています。

 

CIMG2673.JPG 階段室も全て木製です。まるで住宅の階段のようです。

 

板張りの床を歩き、木製の手すりに触れながら「美しい物を見て歩く」それだけでも最高に贅沢な気持ちになります。「ここだけにしかない」という物を探すにはぴったりのデパートです。

 

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Profileプロフィール

天方 幸子 天方 幸子(あまかた さちこ)
一級建築士
東京ガスリモデリング
リフォームデザイン研究所所長


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