2011年1月28日 09:00
いつも思うことですが、那覇の街は白いです。
泊まったホテルから那覇の街の海側を眺めると、こんな風に白く見えます。
反対側もこんな感じです。
沖縄は台風が多いのと湿度が高いため、コンクリートの建物が多いのかもしれません。
街を車で走っていると、街路樹のマングローブのせいか店舗の看板のせいなのか、外壁の白い家が多いことに気づくことはありません。
ところが高いところから街を見下ろすとこんなに白いのです。
街の中で見つけた、立派なマングローブの樹。街路樹になっているのはもう少し背が低いです。
屋根が琉球瓦のバス停、あまり驚いたのでパチリ。コンクリートで造られているバス停は東京にはありません。
泊まったホテルは那覇のダウンタウンにありました。窓の下は離島に向かう船が出る船着場です。
ずいぶん前に、ここから船に乗って座間味島や渡嘉敷島に行ったことがあります。
またカラフルな魚達に会いに行きたくなりました。
このホテルのエントランスホールで素晴らしい絵に出合いました。
カウンターの横の壁に飾ってあった絵です。
琉球民族の衣装を着た女性が、お祝いの踊りを踊っているのでしょうか。伝統の優雅さが逞しさとともに迫ってきます。
100号もあるかと思われる絵ですから、ものすごい迫力です。
沖縄らしさに会いたいと思っていた私は感動して、しばらくこの絵の前から立ち去ることは出来ませんでした。
2011年1月25日 09:00
3泊4日の沖縄滞在だったのですが、おもしろいものにたくさん出会えた旅でした。
お腹が空いたので「ラーメンでも食べようか」と地元で有名な「めん屋 はちれん」という店に入りました。場所は読谷村のルート58沿いにある店です。座席に案内されたのですが、オープンスペースの舞台のような場所です。
「十八番横丁」と描かれた、海の家のような建物。左奥にテーブル席があります。
外壁に「十八番横丁」という看板があるところを見ると、横丁をイメージして作られているらしい。ここにはラーメン屋のほかに、カフェ&バーとアクセサリーショップの3つの店が入っています。オープンスペースは共同で使用されています。夜は「イベント会場」になっていて、自分の得意とする技(十八番)を披露してもらえる場所として使われているようです。音楽を得意とする人はライブを開催したり、映画が好きな人はドキュメンタリー映画などの上映会も行ったりしているそうです。日曜日には有機野菜の市場としても使われています。
この場所はアートギャラリーとしても使われていて、外部に面したところに2m×4メートルの引き戸が4枚あり、それに「自分の得意とする絵を描いてください」という「ヒキドプロジェクト」も行われているそうです。私が行ったときは昼間だったので、引き戸は外されていて絵を見ることは出来ませんでした。月代わりで引き戸の絵も書き変えられているそうです。
開けっぴろげで南国風な絵が自由奔放に描かれていました。
「TRAIBAL ART」というアクセサリー・ショップのドアと周辺の壁。店の中が見えないので入りづらい。

この看板を見て、もしや「ここはオープンカフェ?」なんて思う人がいるかもしれませんがどこが店なのか分かりづらい。
湘南にでもありそうな「CAFE&BAR 波乗家」の看板です。看板の足元に黄色いゴムボールが転がっていて、「挽きたてコーヒ」の文字が見えます。この組み合わせを見て、ついプフッと噴出してしまいましたが「こんなところが沖縄らしく微笑ましいところなんだなー」と思いました。
2011年1月21日 09:00
「美しい焼き物」を作る人がいると聞き、読谷村の「やちむんの里」を訪ねました。
「やちむん」とは、沖縄で焼き物のことをいいます。沖縄の焼き物は東南アジアとの交易によって南蛮焼きの製法を学んだことが始まりだそうです。
30年ほど前から読谷村の一角に、多くの陶工が集まり陶芸村ができました。沖縄で一番有名な陶芸家は、沖縄初の人間国宝になった金城次郎さんだそうです。ご自身は10年前に窯を閉じたそうですが、金城さんの一門は現在でも「やちむんの里」で製作活動をしているそうです。
この道の両脇に沢山の工房があります。
車を降りて徒歩で陶芸村に入って行くと、いきなり開けた場所に出ます。「おやっ」と思いきや、目の前に登り窯が現れました。こんなに大きくて、美しい登り窯を見るのは初めてです。この窯で焼かれた作品は「読谷山焼」と言うそうです。
この赤瓦の登り窯は現在4人の共同窯として使われています。
登り窯はやちむんの里のシンボル的存在です。
登り窯は、斜面の勾配を利用することによって炎が上へ伝わっていくしくみになっています。やちむんが焼かれるのは、2ヶ月に1回のスケジュールだそうです。
この中には土で作られた窯が9室並んでいます。
屋根を支える柱が石で造られていて、遺跡のようです。
もともと沖縄の陶芸は美術品や茶道具ではなく、日常使う器が主体だったそうです。
多くの陶工の作品をみると、絵柄が太陽のように明るくおおらかで、南国らしい風情があります。
私が訪ねたのは、この登り窯で作品を作っている大嶺實清(おおみね じっせい)さんの工房です。
入り口では實清さんの作品の青いシーサーが出迎えてくれます。
大嶺實清さんの「ギャラリー 囍屋(きや)」です。陶器が無造作に床に並べてあります。
こんなおもしろいカップでコーヒーをいただき
海の色をした、こんなお皿や

土の色をした、こんな器を買ってきました。
2011年1月18日 09:00
遠くに海を望める、小高い丘の上の家を見学してきました。
それは沖縄県那覇市から車で1時間ほどのところの読谷村にありました。「沖縄の建売住宅ってどんなだろう」と興味があり、モデルハウスの見学をさせていただきました。
平屋建ての外観はスペイン風です。空の色と赤瓦のコントラストが美しい。
間取りは2LDKで100㎡くらいです。外壁は塗り壁で、屋根はスペイン瓦ですからスペイン風に見えるのは当然です。この家に「琉球瓦を使ったらどうなるのだろう」と思いましたが、いっきに琉球スタイルになってしまい、地元の人には新鮮に感じられないのかもしれません。
廊下から玄関ホールをみたところ。
上がり框のところにアールの壁があり、洋風な雰囲気です。
廊下のもう一方はリビングの入り口ですが、同じアールの壁があるだけでドアがありません。さすが温暖の地沖縄です、リビングへの入り口にはドアは必要ないようです。
ダイニングキッチンのインテリアはクラシックスタイルです。
キッチンのシンク上部には吊り戸棚はつけていません。仕事をしながら庭が見えるように縦長の窓にしてあります。キッチンの一部に窓が組み込まれているように見えるのは、上部の飾り幕板があるからです。この幕板のお陰で、両サイドの吊り戸棚との一体感が出ています。
日本の住宅ではシンクの上にも吊り戸棚をつけ、その下に横長の引き違い窓をつけるのが一般的です。時には出窓にし、物を置くスペースとして使ったりします。窓のありかたについては西洋を見習いたいところです。
LDK正面の先には庭が広がっています。ハイビスカスの赤い花も咲いています。
LDKの床はタイル張りで天井は板張りです。天井が高いのでサーキュレーションがついています。
テラスに出てみると左の向こうの方に海が見えます。
なににもましてこの青い空と浮かぶ雲、吹き渡る爽やかな風にすっかり魅せられてしまい「老後は沖縄に住むのもいいなぁー」と思ってしまいました。
2011年1月14日 09:00
リフォームを仕事にしていると、楽しい経験がたくさんできます。
古くなった部屋を見違えるほどオシャレな部屋に造り替えたり、狭い部屋を広くしたり、「思ってもいなかった!」と言われるようなサプライズ提案もときどき披露します。
食卓テーブルの奥にある柱が、空まで伸びて行っています。
この柱のように見えるのは柱ではありません。実はキッチン側にある冷蔵庫を囲っている3面の壁です。空から降りてくる光の中に伸びて行っているように見えます。まさにサプライズの提案です。
ここで威力を発揮しているのが天井フトコロに設けた「間接照明」です。間接照明というのは光源(照明器具)からの光が一度壁などに当たり、反射させる照明方法のことを言います。直接照明より照度は低くなりますが、光りが柔らかくなります。
二枚の壁の間に入れた間接照明。足元に光がこぼれています。
この二枚の壁はリビングが丸見えにならないために立てた玄関の壁です。空間が少しでも広く感じるように壁の高さを低くしました。壁を二枚に分割したのは間接照明を入れ玄関ホールの奥行きを出すためです。ホームパーティのときなどには「いらっしゃいませ」の気持ちを込めて花を置いてみますが、優しい光があたりステキです。
食卓テーブルのペンダントライトはルイスポールセン社のPHランプです。
デザインはデンマークのポール・ヘニングセンです。
この照明器具はシェードが美しいだけでなく、光もデザインされています。間接照明の原理を使った素晴らしい作品だと思います。我が家のランプは10年前のモデルなのでテーブル面が少し暗いです。オリジナルはこの暗さによって洩れる光を際立たせたのではないかと思います。最近のPHランプは改良されていて、テーブル面が明るくなるよう最下部が曇りガラスになっています。しかしどこからのぞきこんでも光源は見えないようになっています。
間接照明は「どこからともなく差し込んでくる」かのように見える光が魅力です。その「どこからともなく」というところに魅力を感じています。
2011年1月11日 09:00
奥多摩山系に位置する御岳山にハイキングに行ってきました。
JR青梅線の御嶽駅からバスに乗り登山鉄道滝本駅まで行き、そこから御岳山駅までケーブルカーに乗りました。ケーブルカーを降りたところが御岳平と言うところで、もうすでに素晴らしい眺めです。
冬の空に霞んでいる景色の美しさに感動
御岳山駅からは、山頂にある武蔵御嶽神社を目指し参道を登って行きます。曲がりくねった道を行くと、途中に門前町の集落があり道の両脇には宿坊が軒を連ねています。
この屋根の下には囲炉裏などが残されているのかしら・・・。
宿坊の1軒ですが藁葺き屋根がほんの一部残っています。おそらく増築をしながら現在の形になったものと思われます。私はリフォーム屋なので、ついついこんな屋根に興味が湧いてしまいます。
険しい御岳山の頂上に造られた武蔵御嶽神社、ここがハイキングの目的地でした。
武蔵御嶽神社は紀元前に創建された関東有数の霊場だそうです。御岳山の標高は929mです。険しい山の頂上に、こんな豪壮な神社を造った昔の人の信仰心には驚かされます。
帰りは、数百年以上経ったと思われる杉林の中を下りてきました。
急斜面の下り坂を下りてきたので、足はガクガクです。
今回のハイキングでは最後にもうひとつ楽しみが待っていました。
御嶽駅前から隣の沢井駅までの地域に、御岳渓谷遊歩道が整備されています。
遊歩道に出るため、多摩川にかかるつり橋を渡ります。
片側は切り立った岩と清流、もう片側にはギャラリーや喫茶店などがあり、自然を感じながら散歩を楽しめるオシャレな道でした。
こんな渓流をみながら
こんな道を歩きました
2011年1月 7日 09:00
いつも年末になるとお花をプレゼントしてくれる若い友達がいます。
「どうして私にプレゼントしてくれるの?」と聞くと「花がすきだから」とだけ答えます。
今回は、こんな素晴らしい花を贈ってくれました。
サイドボードの上に置いてみました。花籠と花を一緒に楽しみます。
私は贈り物のなかでも「花の贈り物」が大好きです。差し上げるのも好きですが、いただくことはもちろん大好きです。室内に生花があると、空気が生き生きするような気がします。こんな華やかな「フラワーアレンジメント」をいただくことはめったにありませんが、たとえ一輪の花でも部屋におきたいと心掛けています。
私が花を飾ることが「ステキ」と思ったきっかけは、茶室の床の間に飾られた一輪の茶花を見たときからです。子供の頃でしたが未だにそのシーンは覚えています。
リフォームの仕事をするようになってからは、ますます生花の大切さを感じるようになりました。花はどんなインテリア用品をもってしてもかなわない「空間を変える大きな力」を持っています。リフォーム後のお宅にうかがって花を飾って下さっているのをみると、つい「ありがとうございます」という気持ちになります。
低いテーブルの上に置いて見ました。同じアレンジメントとは思えないほど華やかです。
フラワーアレンジメントはアート作品だと思っています。作品をより楽しむために置き場所はとても大切です。家の中で「花はここに置くもの」と決めつけないで「どこに置いたら最も美しくみえるか」で置き場所を探してみるのは楽しいことです。
2011年1月 5日 09:00
新年あけましておめでとうございます
本年もどうぞよろしくお願い致します
今年はウサギ年、おめでたい干支の置物を飾ってみました。
皆様のお正月はいかがお過ごしでしたでしょうか。
皆様とそのご家族にとりまして、今年もすばらしい1年になりますよう心からお祈り申し上げます。
我が家では・・・・
友人からのプレゼントです。和紙で作った箸置きは、お祝いの膳にぴったりです。
料理本と首っ引きで作った、見習い中のおせち料理や・・・・
久谷焼きのお銚子、40年前に父が使っていたものです。
父母を思い出しながらおとそやお雑煮をいただきました。
毎年このお椀でお雑煮を食べます。母からもらった輪島塗のお椀です。
我が家のお雑煮は母から教えてもらった、野菜たっぷり、白味噌仕立てで丸もちのお雑煮です。
私は両親に感謝し、家族に感謝しての幸せなお正月を過ごしました。
新しい年がいよいよ始まりました、今年も皆様に喜んでいただけるよう楽しい話題を見つけてまいります。
どうぞご期待ください。