2010年12月27日 09:00
毎年11月の酉の日に、浅草駅近くの鷲神社(おおとりじんじゃ)で「酉の市」が開かれます。そこで縁起熊手を買うのが年中行事になっています。
鷲神社の正門です。
正面の神社にお参りしようと、善男善女の人波でなかなか前に進めません。
酉の市とは11月の酉の日に各地の鷲神社で開かれるお祭りとして、江戸時代から現在まで受け継がれている冬の風物詩です。
鷲神社は、日本武尊(やまとたけるのみこと)を祀っていて、開運、商売繁盛の神として信仰されています。「酉の市」は日本武尊の命日である11月の酉の日に行われるようになったそうです。
境内にはこのような露店が100近く立っています。
ちなみに「酉の日」は、十干十二支を当てて決める日付け法で、「酉」に当たる日のことです。これは12日おきに巡ってきます。ひと月は30日なので、日の巡りあわせによって11月の酉の日が2回の年と3回の年があります。初酉を「一の酉」、次を「二の酉」、3番目を「三の酉」と言います。
「三の酉」まである年は火事が多いとの俗説があるそうです。今年は「二の酉」までしかありませんでしたが、熊手には「火の用心」のシールを貼ってくれました。
今年買った当社の縁起熊手です。
熊手は「福をかき込む」といわれ、商売繁盛だけでなく家内安全などのご利益があるとされている縁起物です。
熊手は初めは小さなものから購入し、年々大きくするのが良いとされています。
熊手を買うとお店の人達が集まって威勢良く「商売繁盛の手締め」をしてくれます。毎年この声を聞くと「今年も無事に終わったなー」そして「来年も威勢良く頑張って働こう」という気持ちになります。
神棚に祀った縁起熊手。
松竹梅を鶴や亀、鯛などが支えるように形作っています。招き猫や米俵、小判などのおめでたいものの真ん中で、幸せそうな顔をしたおかめが福を招いてくれそうな気がしてきました。
2010年12月24日 09:00
12月24日の今夜はクリスマス・イヴです。街では12月に入ると、どのショーウインドウもクリスマス飾りでにぎやかになります。
12月1日には表参道のイルミネーションも灯り、クリスマス気分いっぱいでした。
しらべてみると、クリスマス・イヴは「クリスマスの前夜」つまり12月24日の夜という意味だそうです。クリスマスは24日の日没から始まり、25日の日没で終わるのが正式なのだと知りました。
日本の家庭では、クリスマスの意味を知りつつも「子供のためのイベント」のようにとらえているふしがあります。
おそらく「サンタクロースからのプレゼント」が子供にとって楽しい出来事だからなのかもしれません。
玄関ドアに飾ったクリスマス・リース。
友人の手作りなので、どことなく暖かいです。
我が家では子供が小さい頃、クリスマスケーキはイチゴのショートケーキでした。
夜中に子供達の枕元にプレゼントを置くのですが「気付かれないように」と忍び足でベッドに近づき、楽しいスリルを味わったものです。
木製のクリスマス・ツリーです。
ジクソーパズルのようにはめ込んで組み立ててゆきます。形と色が素朴なので大好きです。
ガラスのオーナメント。窓に下げると紅葉の赤や光を通してキラキラ美しい。
スウェーデン製の燭台です。
木製の「4頭の馬と4つのリンゴ」から、物語が聞こえてくるようです。
絵の上のほうに、白いオーナメントを飾ってみました。雪のように感じられるでしょうか。
どのご家庭でもいろいろなクリスマス・オーナメントで家を飾り、楽しんでおられると思います。
多くの国々ではクリスマスは家庭で過ごす日とされています。さて日本では、聖なる夜をご家族やご友人とどのように過ごされるのでしょうか。
2010年12月21日 09:00
横須賀の走水海岸近くに住んでいる友人に会いに行ってきました。私も27年前まで同じところに住んでいたので懐かしいところです。
当時は海沿いのこの道を毎朝、走水海岸までランニングしていました。
この先に「観音崎京急ホテル」があり、そこのレストランでランチをしようということになり出かけました。 このホテルは三浦半島の観音崎に建つシーサイドホテルです。
対岸に房総半島を眺め、東京湾が一望できます。
観音崎京急ホテルの正面玄関です。南国のリゾートホテルという風情です。
ホテルのプールです。夏にはサンデッキやビーチパラソルが並び、
リゾート気分いっぱいなのでしょう。対岸にうっすら見えるのが房総半島です。
ゆっくり話がしたいと思い、フレンチレストラン「ル・ボ・リバージュ」でランチをいただきました。窓越しに見える景色はすばらしく、遠くにはいま話題の「東京スカイツリー」も見えました。もちろんお料理は美味しかったです。
食事をいただきながら、浦賀水路を行き交う船をゆっくり眺めることができます。
お野菜がたくさんのメインディッシュです。盛り付けもユニークで楽しめます。
このホテルは東京湾に面して建っているので、どこに居ても180度海に抱かれているという感覚になります。 富士山が美しい姿で見えるポイントもあり、都心から近いのですがものすごく遠いところまで来たような錯覚を起こしてしまいます。
どこまでも青く澄み渡った空と美味しい空気で、心の中までリフレッシュできました。
このホテルの近くには「横須賀美術館」(ホテルの目の前)や観音崎公園、観音崎自然博物館などがあります。恋人同士はもちろんのこと、家族連れなどで訪れると良さそうなところです。
2010年12月17日 09:00
日本には四季があり、その季節ごとに収穫された美味しいものをいただくことができます。とくに秋は果物が美味しい季節です。
私は北海道生まれなので、子供のころ柿を食べた記憶がありません。親に連れられ、始めて本州を訪れたのがちょうど秋でした。列車の窓から見た「瓦屋根とその庭にある柿の木」が1枚の絵のように記憶に残っています。子供ながらに初めて見る美しい景色に感動していました。そのせいか昔から柿には強い憧れがあります。
柿といえば富有柿が有名ですが、お店でめずらしい柿をみつけました。
これは「平核無柿」という種類の渋柿で、渋抜きをしたものです。
種がなく、甘く風味があるので渋柿の王様といわれているそうです。
和歌山県産の紀の川柿です。「黒あま」という名前にひかれて買ってみました。果肉に黒砂糖を振りかけたように見えます。
渋みのタンニンが固まったものだそうです。樹の上で渋抜きをしているので、サクサクとした食感でとてもおいしいです。
甘いものはあまり食べない私にも、一年に一度「旬のお菓子」として楽しみにしているものがあります。
「そまの木洩れ日」という干し柿のスィーツです。
外側は完全な干し柿で中に栗のお菓子が入っています。干し柿だと思って「パクッ」と口に入れると「アレッ、中になにかが?」というこの意外な感動が人気の秘密です。「口の中で二度秋を味わえる」という贅沢なお菓子です。干し柿がメインなので甘さは控えめ。
甘党でない私が気に入っているのは、そんなところなのかもしれません。
このお菓子屋さんは「満天星一休」といい、岐阜県中津川にあります。 岐阜県は美味しい柿もありますが、ここ中津川は栗の産地でも有名で「栗きんとん発祥の地」といわれています。
2010年12月14日 09:00
地下鉄や電車の駅前には、「貸し自転車」をよく見かけました。
市内の車を減らすため、ロンドン市が取り組んでいるようです。エコ活動の一環ですね。
夜になると自転車置き場の地面に青い照明がつきます。自転車の仕切りを示すためのライトです。おそらくLEDだろうと思いますが青くキラキラ光ってきれいです。
こんなところにも街を美しくしようという努力が感じられてうらやましく思いました。
貸し自転車用の料金ポストです。
どこの駅前にもたくさんの貸し自転車がありました。
街を歩いていると新しいものと古いものがうまく混在していて、楽しくなります。
レストランのドアですが、中央辺りにドアノブがあります。
この方式は開閉しやすいのかどうかは分かりませんが、今でもいろんなところで見かけます。
DIYショップにも行きましたが、昔からの建築金物が普通に売られていました。私達も利便性だけを追求するのではなく「古いものに価値を見出す」国民性を見習いたいと思いました。
最終日の夜にミュージカルを観に行きました。
いま人気の「マンマ・ミーヤ」です。
「明日嫁いでゆく娘との最後のシーン」に不覚にも居眠りをしてしまい、娘に苦言を・・・・。
このダンスを見ながら、観客も総立ちで踊っていました。
ABBAの音楽はすばらしかったです。「日本に帰ったらCDを買って、何度も聞こう!」と思っていたのですが、まだ買えていません。
2010年12月10日 09:00
ロンドンは6日間の滞在でしたが「あっという間」に過ぎてしまいました。今回は美術館にも有名な観光スポットにも行かず、ただ街をブラブラしていただけです。 でもなぜか、「ゆっくりロンドンの街を味わった」ような気がしています。
市内中心部の古い通りには、ロンドン名物の石畳が残されています。
昔はこの上を馬が歩いていたのでしょうか。
いまでも道路の両側には馬をつなぐ鉄製のポールが残されています。
交通手段としては地下鉄のつぎに便利なのがバスです。バスはご存知のように2階建てバスです。
オールドタイプの2階建バスです、顔が古くていいですね。
最近のバス、オシャレすぎて周囲の建物には不釣合いのようです。
いまロンドンでは2012年に開催される「ロンドンオリンピック」のために建築ラッシュです。
新しく建てるのではなくリニューアルかもしれませんが、この仮囲いを見てください。
うっかりすると実物の建物と勘違いしそうです。パネルで空まで表現しているのが愉快です。
イタリアを旅行したときにも気がついたことですが、建築現場の仮囲いやシートが「景観を損ねないようなデザイン」になっていました。東京でも、ときどき仮囲いに緑の絵が書いてあったりしますが、工事用シートが工夫されているのはあまり見かけません。
2010年12月 7日 09:00
ロンドンの建築物には、門扉、フェンス、階段の手すりなどに、いろいろなデザインのアイアン製品を見ることができます。
フェンスは鋳物製で、入り口の柱上部についている優雅な飾りはロートアイアンのようです。
日本では洋風建築にロートアイアンや鋳物製の建材を使うことはありますが、一般的ではありません。アイアン製品はどっしりとした重量感が特徴です。デザインは優雅で美しく建物を引き立ててくれるので、すばらしい建築材料だと思います。
建物のデザインにあわせてフェンスのデザインも選択されているのが分かります。
ロートアイアンとは、本来ヨーロッパで発展した手工芸建材です。日本語では、鍛鉄(たんてつ)・錬鉄とよばれています。熱した鉄を、ハンマーでたたいたり、延ばしたり、曲げたりしていろいろな形にします。近代になってからは大量生産に対応するため、鋳物製のものが多くなりました。鋳物は溶かした鉄を型に流し込んで作る製品なので均一のものを生産することができます。私がロンドンで見てきた鉄製の建材はこのどちらかの手法で作られたものだと思います。古い時代のものや、個性的なデザインのものはロートアイアンのようです。
戸建住宅の門扉です。この家は高級住宅らしく塀のある家です。
タウンハウスの面格子です。殺風景な建物でもこんな面格子がつけば優雅です。
バルコニーの手すりですが、繊細なデザインです。
ロンドンでも最近の建築では、窓枠はアルミを使っています。ですが面格子やフェンスなど建物にデザインとして影響を与える部分には今でも、ロートアイアンか鋳物の鉄製建材を使っています。
新しい建物でも、優雅でどっしりした建物に見えるのはそのせいもあるのでしょうか。